こちらはBBC(BLACK BRAIN Clothing)とグレイトフルデッドの公式コラボ商品です。
言わなくてもよいかな、とも思うんですが簡単に説明すると、デッドつまりグレイトフルデッドはサイケデリックカルチャーを代表するロックバンドで、そしてLSDの紙片にしょっちゅうプリントされちゃってるあのロックバンドです。
この偉大なサイケデリックロックバンドGrateful Deadのロゴやキャラクターはぼくの人生のあちこちで見かけることがありました。
ぼくが18歳ぐらいのときに通っていた古着屋でサイケデリックな音楽をかけていたヒッピーみたいな服装の店の店長、その人が乗っていた古いハーレーの鍵にはデッドのダンシングベアー(Grateful Deadのマスコットキャラクター、踊っている熊)のキーホルダーがついていました。ぼくはその時その人に憧れていたので違う色の同じデザインのキーホルダーを買いました。
20歳ぐらいのとき、当時はまだ原宿にあったCHI-CHI'Sにシルバーアクセサリーを買いにいったときも、大量のダンシングベアーが飾られた店内でアクセサリーを探しました。
22歳ぐらいのとき、新宿のアシベホールのハードコアのギグで出会ってぼくが知らないアンビエントのレコードを貸してくれたレズビアンの女の子は家で過ごすときにボロボロに穴の空いたGrateful DeadのレコードジャケットがプリントされたTシャツを着ていました。ボロボロだけどとても似合っていたのを覚えています。
24歳のとき知り合った油絵の画家の家に遊びに行ったとき、その画家の洋楽好きな父親が自室で聴いていたレコードは、ドクロと薔薇のGrateful Deadのレコードでした。
つい先日、撮影で出会った20歳の金髪のモデルが「イルさん、おれはこれが死ぬほど欲しいんすよ」と言いおれに見せたiPhoneの画面にはダンシングベアーが刺繍されたナイキのスニーカーが写っていました。
そして、ぼくが20歳のとき食べたアシッドの紙片にも、22歳のときに食べたアシッドの紙片にも、24歳のときに食べたアシッドの紙片にも、その他、いろんなときに食べたアシッドの紙片にも、デッドのロゴやダンシングベアーは印刷されていたのです。
こういう風に、偉大すぎるサイケデリックロックバンドGrateful Deadは、いつだって自分の人生のあちこちで普通に見かけることができました。ぼくにとってちょくちょく見かけるデッドロゴとダンシングベアーは、ヒッピーみたいな人や、なんだか自由に生きてそうな人たちが好んでいた不思議な記号で、それを身に着けている人はどこかに自分と同じような部分があるんだろうなと思うことができる不思議な記号でもありました。
さて、ということでこのコラボはぼくはめちゃくちゃやりたかったですし、OKの返事きて実際にできることになったときはめちゃくちゃ喜びました!声出しましたよ。
「やったぜ!!!アシッドブロッターに一番印刷されてるであろうロックバンド、グレイトフルデッドのデッドベアーを、公式でBBCの服に印刷できる!!」と。
デッドベアーは自由を愛する人たちが身につけるアイコンだとおれは思ってます。それってうちのお客さんに多い種類の人間だと思うのでよかったら見てみてください。カワイイので。
あと、アシッド食う人は記念なので必ず買ってください。
✌
グレイトフル・デッド
wikipediaより抜粋
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グレイトフル・デッド (Grateful Dead) は、アメリカのロックバンド。1965年にカリフォルニア州パロアルトで結成された。バンドのメンバーは5名から7名の間で変化し、スタイルはユニークで多彩なことで知られた。そのスタイルはカントリー、フォーク、ブルーグラス、ブルース、レゲエ、ロック、即興のジャズ、サイケデリック、スペース・ロックが融合した物で、ライブパフォーマンスでは長いインストルメンタルジャムが特徴であり、彼らの熱狂的なファンは「デッドヘッズ」として知られた。
バンドはローリング・ストーン誌の「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」で57位に選ばれた。
グレイトフル・デッドはヒッピー文化、サイケデリック文化を代表するアーティストである。カウンターカルチャーが上昇する1960年代に、その中心地であるサンフランシスコ・ベイエリアで結成された。
バンドとそのファン(「デッドヘッズ」)は、ヒッピー・ムーヴメントと密接に関連し、長い間アメリカ文化の中で制度の一形態として見られた。現在でも多くの熱狂的なファンがおり、メンバーの使用していた楽器などがオークションに出品されると高額落札がされる。